這苔の玉にさらに杉苔を植え付けてみました。
その中に紅葉がキレイなカエデの苗を埋め込んでみた。春過ぎにこしらえてから半年近く経ちました。
杉苔もカエデも枯れずにいるので、成功したと言えるでしょうか?
この苔玉盆栽の本番はこの冬の寒さだと思います。冬を乗り越えられるでしょうか?。
「緑の苔玉と紅葉のカエデ」の対象が結構いいもんだよ、と友人が言っていた。 そのとおり、カエデが少しずつ色づいてくるのは楽しみです。
苔玉を載せたトレイは屋外バーベキュー用の使い捨ての食器を利用したモノです。せっかくの緑の苔玉にアルミトレイでは似合いません。
普通の食器を盆鉢代わりにで試して見たがそれでもいまいちです。ならば自分で作るのが早道かと思いつきました。
たまたま居住地の自治体に陶芸研修所と言うのがあって年に2回受講生を募っている市の後方を見つけた。
渡りに船とはこういう事かと、人生 初の陶芸に挑戦しています。
本格的な陶器製のトレイ(盆鉢)の自作品を「陶芸教室」で現在実習中なので、今年の冬までには試作品の「盆鉢」が焼き上がって来る予定です。
苔玉という盆栽のジャンルはそれほど歴史は古くないようです。
普通に盆栽の鉢土に苔を植え付けるという盆栽苔というのもあるようですが。
苔玉と言っても新しい試みの盆栽?なのでまだまだ定番の仕立て方というのは無いようです。
見た目の形だけで言えば、球状の玉の塊り全体が苔に覆われて丸くなっていれば「苔玉」と 呼んでいいようです。
その丸い苔の塊りの中になんの植物も埋め込んでいない、そのまんま、苔そのモノを楽しむ「苔玉」も在るようです。
ネット動画などで紹介されているのに、 すでに育っている鉢植えの植物を鉢から土ごとはずし、玉状に丸め、その周りに苔を張り付ける方法の苔玉もあります。
鉢植えの植物の、根土は落として、苔玉用土の中に埋め込んで、苔でくるむ方法もあります。
歴史のある盆栽のテクニックの中に根洗いと言うのがあるそうです。そうした盆栽技術の応用で鉢の土を完全に落としケト土などを配合した 新しい苔玉用土でその根っこを包むという方法で苔玉盆栽が普及し出したと言われています。
出来上がった陶芸教室での作品です。この器に載せた苔玉の写真を後日アップしたいと思っています。